心と体を不調にしてしまううつ病【症状を知っておこう】

ナース

受診のタイミング

ウーマン

うつ病の症状は精神面と身体面両方に現れる事が多いです。おかしいなと感じたら迷わずに専門医を受診します。治療にかかるのが早い方が治りやすいです。重篤な状態になる前に受診する事が大事です。自宅近くの病院を探すと通いやすいです。

抑うつ状態を改善する為に

看護師

もしうつ病を思われる症状がある場合は速やかに病院で治療をすることが大切です。病院では抗うつ剤や精神療法を取り入れながら適切な治療を行ってくれます。症状に合わせた治療を受けることで症状をしっかり改善することが出来るのでおすすめです。

専門の病院で治療が必要

男の人

うつ病は、患者本人は症状に気付きにくく、周囲の人が異常を感じたら、病院での診察をすすめてアドバイスを受けることが大切です。通院や入院によって、抗うつ薬などの治療を受ける必要があり、専門の医師から判断してもらうことが必要です。

食欲や睡眠のリズムが低下

男の人

意欲の低下や無関心になる

うつ病は憂鬱な気分が長く続いてしまい、意欲の低下が見られることが多いです。料理や洗濯、掃除などの家事が億劫になったり、仕事や学業でミスをしやすくなったりします。午前中は気分が優れず、起きることができない人もおられますが、夕方や夜になると気分が良くなってくる人が多いです。テレビや雑誌、ゲームなどの娯楽に関心が無くなってしまったり、明るく社交的な性格の人も、人と会うのが億劫になったりすることもあります。うつ病は早い段階で治療を受けると、辛い症状が少しずつ改善してくれるので、同居している家族に変化が見られたら、精神神経科や心療内科を受診させることが大事です。うつ病に罹ると食欲が低下する人が多く、一時的に体重が減少することもあります。逆に食欲が亢進するケースもあり、甘いお菓子類を大量に食べることもあります。病気に罹ると活動量が少なくなり、部屋に閉じこもりがちになる人が多いですが、あまり運動をしていなくても、体のだるさや疲労感を感じやすい傾向があります。女性の場合はお洒落に関心が乏しくなり、お化粧をしなくなることもあります。少し症状が改善してくると、お化粧をするようになったり、外出をしたがったりするようになります。趣味や娯楽にも少しずつ興味が出てきます。現代は職場や学校、家庭でも、精神的なストレスを受けやすく、男女共にうつ病に罹る人が増加しています。男性に比べると、女性は結婚を経験して環境が変わることが多いですし、妊娠、出産などでホルモンバランスも崩れやすくうつ病に罹る人が多い傾向があります。適応障害はうつ病と似た症状が見られますが、ストレス因子から離れると気分が良くなる人が多いです。うつ病は適応障害とは違い、ストレスから離れていても辛い症状が改善しないケースがよくあります。うつ病の症状でよく見られるのは、睡眠障害があります。寝つきが悪くなったり、夜中や早朝に覚醒したりすることが多く、昼間に眠気を感じやすい傾向があります。気になる症状が見られる時は、精神神経科や心療内科を受診することが大事です。丁寧なカウンセリングや問診を受けた後に、必要がある場合は抗不安薬や抗うつ剤、睡眠導入剤を処方してくれます。薬を続けていると少しずつ気分が良くなってきますが、良くなったり、悪くなったりを繰り返す病気なので、医師の許可なく薬を中断するのは避けて下さい。男性はもちろん、女性も病気に罹ると性的な関心が乏しくなったり、精力が減退したりすることもよくあります。夫婦間の悩みを持たれている人は、医師に相談して下さい。

心も疲れていませんか

医療

現代病とも呼ばれるうつ病は、ストレス社会とはきってもきれないものです。症状は人によってまちまちですが、実生活がうまく行かない状態になればうつ病とされています。治療には時間が掛かりますが、投薬やカウンセリング療法などが知られています。